ENHANCE

iPadでの作業スピードを加速させるシェルフアプリ – Yoink Gladys

iPadでの作業スピードを加速させるシェルフアプリ – Yoink Gladys

どうも、BLKY(@blky3)です。

ドラッグ&ドロップなどのマルチタスキング機能が盛り込まれたiOS 11。リリースされて早くも2ヶ月になろうとしています。
リリースされてから今では色々なアプリがiOS 11に対応してきました。

最近ではこのブログはiPadのみで更新をしていてiOS 11にしてからというもの、さらに捗るように。
その中でも一役買っているのは「シェルフ(棚)系アプリ」といわれるアプリ。
シェルフ系アプリ導入してからクリエイトな作業がより効率的になりました。

今回は2つのシェルフ系アプリの紹介していこうと思います。

スポンサーリンク

シェルフ系アプリとは

まずシェルフ系アプリとはなにかですよね。
シェルフ系アプリはアプリ内にデータを一時保存しておく棚のようなアプリのことです。

iOS 11 になりドラッグ&ドロップができるようになったので、Split View(画面分割)やSlide Over(アプリ上に別アプリを開く)でシェルフ系アプリを開いておきデータをどんどんストックしておけるのです。


Pixelmator内から画像の挿入


シェルフアプリからドラッグ&ドロップで挿入

それが何が便利かというと、例えばこのブログではアイキャッチやイラストを入れた図を作るのにPixelmatorを使っています。
Pixelmatorで画像を追加するのには通常1枚ずつしか挿入することができませんが、ドラッグ&ドロップを使うと複数挿入が一括でできてしまいます。
なのでシェルフ系アプリに素材画像をストックしておいてから行うことでかなり効率的になります。

「なら写真appやファイルappからでもいいじゃないの?」と思うかもしれませんが、シェルフ系アプリはアプリ内にデータが保存されるのでカメラロールやドライブ内を汚さずにおけることと、複数の場所にあるデータを集約できること、JPEGなどの画像だけでなくPSD(フォトショップデータ)やテキストデータ(テキストファイルじゃなくてファイルの中身)などデータを保存することができます。

ブロガーな人は分かってもらえるかと思いますが、Webから複数のデータを引用したい場合に、「ブラウザからコピー、エディタへペースト」と都度やっていたらかなり面倒ですし書きたいこともスッと飛んでしまいますよね。
なので一時的なデータの保管場所を使うことがかなり効率アップする鍵なのです。

シェルフ系アプリの便利さがわかっていただけたでしょうか?
次は具体的なアプリの紹介です。

スポンサーリンク

Yoink

Macで有名なシェルフアプリで2017年10月13日にiOS版がリリースされました。
Mac版は使ったことがありませんが、検索すると結構評判の良い感じ。

Yoinkの特徴

  • スタック機能(複数のストックをまとめる)
  • Yoinkキーボードから挿入
  • Yoink内からファイルapp, 写真Appからストック可能
  • ストック名を変更可能


Yoinkでは画像、動画、テキスト、リンクなどをストックできる


ストックしたデータ名を編集


Yoinkキーボードから挿入も


ドラッグ&ドロップだけでなくYoink内からも追加可能

実際にiOS版を使ってみると、基本的な機能は抑えてあってシンプルで使いやすい感じ。
スタック機能で素材をまとめておいたり、ストック名を編集して整理できるので、一時的な保存場所というよりよく使う素材を保存しておいて使うと良いかなと思いました。

ちなみに現在(2017.11.08時点)リリース記念で600円のところ360円となっています。

スポンサーリンク

Gladys

こちらは無料アプリで導入の際に気軽に試せるのが嬉しいところ。
ただ無料で保存できるのは10件までで、それ以上はApp内課金といっても120円(2017.11.08時点)で可能となります。

Gladysは基本的な機能はもちろんのこと、他のシェルフアプリにはない独自の便利な特徴があります。

‎Gladys
‎Gladys
開発者: Pavlos Tsochantaris
金額: 無料+

Gladysの特徴

  • ストックしたデータを分析し色々なフォーマットで出力できる
  • ラベルを設定して整理できる
  • 検索機能
  • 一括エクスポート(データ or ZIP)
  • iPhoneとiCloud同期



色々なフォーマットで出力可能


ラベルを設定して整理


Gladys内のデータをZIP形式で出力


iPhoneとiCloud同期

一番の特徴はストックしたデータを分析して色々なフォーマットで出力できる点。
例えばブラウザから画像をストックした場合に、画像と画像URLをそれぞれ出力できます。

Yoink、Gladys共にユニバーサルアプリでiPhoneでも使えるのですが、なんとGladysはiCloud同期が可能。事前にiPhoneからストックしておいて後からiPadで使うなんてこともできてしまいます。

他にもZIP形式でエクスポートできたり(バックアップに便利!)、ラベルを設定して整理できたりと機能が豊富。

スポンサーリンク

まとめ

iOS 11がリリースされて新しくでてきたシェルフ系アプリについて書いてみました。
Yoink、Gladysは基本的な機能は同じですが、細かなところがかなり違います。機能性はGladysに分がありますが、操作性や閲覧性はYoinkの方が良いかな。
しばらくは1つのアプリに絞ることはせずに併用してみようと思います。

‎Gladys
‎Gladys
開発者: Pavlos Tsochantaris
金額: 無料+

同じタグの記事を読んでみる