2020/9/9

iPad Pro用Magic Keyboardを買いました。レビューなど

iPad

発表時から話題になり、発売から数ヶ月経った今では多くの方がレビューしていますが、iPad Pro用Magic Keyboard買っちゃいました。

今回はMagic Keyboardのレビューを書きたいと思いますが、結論から言うと1週間ほど使ってみた現在は、キーボードの打鍵感やトラックパッドが内蔵していることやカバーも一体になっている点は素晴らしいですが、価格ほどの満足感はないかなぁと言うのが正直な感想かなといったところ。

ココが良い

  • 打鍵感
  • キーボードとトラックパッドとカバーが一体である
  • バックライト
  • 無段階の角度調整
  • 簡単に脱着できる
  • 畳んだ状態でiPadを乗せると、いい具合の傾斜がつく

ココが気になる

  • 価格が高い
  • 重い
  • 数字キー側が窮屈
  • トラックパッドが狭い(特に縦側)
  • ヒンジ可動域が狭い(Apple Pencilが使いにくい)
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買った理由

iPad ProとMIDIコントローラー Launchpad X

ここ数年iPad好き公言していて、最新のiPadが発売されれば追っかけてきました。けど2020年モデルのiPad Proや今回のMagic Keyboardを買わなかったかというと、iPad以上に興味があることが出てきてしまったこと。その興味のことは蛇足になってしまいますがDTM、つまり音楽制作に興味津々に。

現在使っているiPad Pro 2018 + SmartKeyboard folioの性能に全く不満が全くなく(2020年モデルと比較しても遜色がほとんどない)当時のiPad環境に満足していたので、自然と音楽制作の方にお金をかけたくなりiPad Pro 2020やMagic Keyboardをスルーしていたわけです。

ブログ更新のモチベーション発火剤として

最近滞っていた当ブログ。というのも前述したDTMばかりしていたので、すっかりブログを更新するモチベーションが低い状態でした。一度衰えるとなかなか更新頻度を戻すのはキツイものです。

(YouTubeで制作したトラックを公開してます ▶ BeetsBeats

このブログほとんどの記事をiPadで書いてきたため、新しい機材は使いたくてテンションが上がると見込んで、ブログ更新の発火剤としてiPad環境を見直してみようと思い立ちました。

Logicool Folio touch Keyboard Case With Trackpadと比較して

Appleオンラインストアより引用: Logicool Folio Touch Keyboard Case With Trackpad

iPad用 Magic Keyboardがまず最初に候補に上がり、調べていくうちに出てきたのがAppleオンラインストアにて販売されている「Logicool Folio Touch Keyboard Case With Trackpad」(以下Folio Touch Keyboard)。Magic Keyboardと同じくSmartConnector接続でキーボードとトラックパッド、さらにケースカバーにもなる製品。

Folio Touch Keyboardはマグネットでくっつけるものでなく、ケースにはめMicrosoft Surfaceのようなスタンドで立たせるようになっています。見た目はほぼほぼSurfaceのようです。

Magic Keyboardと比較して悩んだ理由は、「スタンドの角度調整が大きい」・「Magic Keyboardよりも安価」という点。

Magic Keyboardは11インチ用で税別31,800円とトラックパッド込でもキーボードとしては買うのは流石に躊躇するほど高価です。その点Folio Touch Keyboardは税別17,800円と比較的手を出しやすいところ。

もう一点のスタンドの角度調整がMagic Keyboardよりも深く倒せるので、絵を描いたり手書きノートを書くには良さそうです。普段絵を描いたりするのでこの仕様は大きいかなと思います。

Appleオンラインストアより引用: Logicool Folio Touch Keyboard Case With Trackpad

ギリギリまでFolio Touch Keyboardを買おうと思っていましたが、Magic Keyboardは「簡単に取り外せる」・「JIS配列が選べる」点で最終的にはMagic Keyboardを選んだところです。

MacであればKarabiner-elementsや英かなアプリでCommandキーをJIS配列の英かなキーに割り当てられますが、iPadではできないですし、タブレットとして使いたい時に素の状態の軽さを生かしたかったのでマグネットで簡単に取り外せるのは魅力的に思えました。

iPad Pro用Magic Keyboardを1週間毎日使ってみてレビュー

Magic KeyboardとiPad Pro 2018

前置きが長くなりましたが、ここからがiPad Pro用 Magic Keyboardの感想。

SmartKeyboard Folioでもそうでしたが、MagicKeyboardを装着した状態はよりMacBookに似た見た目になりました。iPadも浮いているしカッコいい。

背面 Smart Connectorで物理的に接続
Magic Keyboardを装着したiPad Pro 2018

MagicKeyboardは2018年/2020年モデルのiPad Proに対応しています。2020年モデルはカメラ部が大きくなったので、カバー側の切り抜きが大きい。僕が使っている2018年モデルを装着すると、対応はしているもののこんな感じで少し不恰好です。

接続方法はiPad背面にあるSmartConnectorから。Bluetoothによる無線接続ではないためペアリングの問題や、キーボードをわざわざ充電する必要がありません。

かつ背面を覆う部分一面にマグネットが仕込まれているので、簡単に脱着ができます。

シザー構造のキーボードはMacと遜色ない打鍵感

シザー構造のMagicKeyboard
キーストロークは1mmほど
数字キーの側は窮屈

MagicKeyboardを使ったユーザーが皆口揃えていうのが打鍵感の良さでしょう。これまで使っていたSmartKeyboardはファブリックな素材でパタパタといった特徴的な打鍵感で、あまり評判は良くありませんでした(個人的には悪くはないと思っています)。

MacBookに搭載されているキーボードと同じシザー構造になり、キーストロークが1mmとしっかりとした打鍵感です。メインPCの16インチMacBook Proと比較しても遜色ないほどの心地よさ。テキストを長文入力する人はSmartKeyboardよりもこちらのMagic Keyboardのが疲れにくく向いているかと思います。

少し難癖をつけるとするならば11インチモデル用はキー配列に少し窮屈。Tabキーや記号キーなど思いの外小さく使い始めはタイプミスがありました。これまでSmartKeyboardを使っていたこともあり、1日ほど使ってやっと慣れてきました。

トラックパッドは狭い

トラックパッドは狭い

iOS 12からジェスチャーによる操作が加わり、そしてiPad Pro 2018年モデルからはホームボタンがなくなり操作全般がジェスチャーになったこともあり、思いの外トラックパッドでの操作がスムーズなんですよね。

最近のMacBookのトラックパッドは感圧式で押し込むと擬似的なフィードバックが返ってくるものですが、iPad Pro用Magic Keyboardのトラックパッドは沈みこむタイプのもので、どちらかというとSurfaceシリーズのTypeCoverのトラックパッドに近い感触です。

トラックパッドの横幅は十分にありスワイプ操作は問題有りませんが、縦に短いのでピンチイン・ピンチアウトの操作がしにくいです。写真やWebページを拡大するときは直接iPadで操作した方が断然早い。

けど、以前からSmartKeyboard Folioで立て掛けてブラウジングなども行っていたので、ちょっとした操作が大分楽になりました。

ヒンジはかため
角度調整はこれぐらい

iPadを背面カバーにくっつける構造なので、重量とヒンジのかたさはしっかりと重量級。角度調整の第一関節にあたるとうなヒンジは各所で言われている通り、思ったよりも寝かせられないです。

とはいえ、2段階の角度調整のSmartKeyboard Folioと比べると、MagicKeyboardは無段階なので少しは利便性が高まりました。

充電のみ対応のUSB-Cポート
充電しつつiPad側でデータ通信を

開いて左側のヒンジ部にデータ通信は行わない充電のみ(パススルー充電)のUSB-Cポートがあります。

MagicKeyboard側のUSB-Cポートで充電しつつ、iPad側のUSB-Cポートでデータ通信をするなんてことが可能です。

他にもMagicKeyboardに常にUSB-Cケーブルを挿しておき、据え置きにすることでドックのようにすることもアリかも。

キーボードとトラックパッド、カバーが一体になっている

Magic Keyboardの良い点は、キーボードとトラックパッドとカバーがオールインワンで物理的な接続になっていること。

最初はMacに使われているBluetooth接続のMagic KeyboardMagic Trackpadを用意するのもありかなと思いましたが、毎日持ち運ぶので全てが一体になっていた方が都合が良いです。重さと価格は犠牲になりましたが、取り回しの良さでMagic Keyboardのがいいかなと。

あと無線接続ではないことも重要。同じApple製品なので接続自体は問題が出てくることは少ないと思いますが、通常のMagic KeyboardMagic Trackpadだと充電するものが増えてしまうことが煩わしいと感じてくるはず。

その点iPad Pro用Magic KeyboardSmartConnectorによる物理的な接続になるので、接続(ペアリング)や充電を気にしなくてもいいというのは非常に嬉しいポイント。

iPadをマグネットでぱちっと取り付ければ、すぐに使えるので簡単に使い始められるのがいいですね。

簡単に取り外しができる

何度も書いていますが、マグネットでぱちっと取り付け・取り外しができる点が使い勝手がいいなと思います。

僕はiPadをブログを書いたりメールをしたりとPCライクに使ったり、Apple Pencilを使って絵を描いたり手書きノートを書いたり、ソファや布団で寝転がりながらYouTubeやNetflixを観たりとタブレットとして使うので、取り付け・取り外しが容易なMagic Keyboardは柔軟に利用シーンに合わせられます。

Apple Pencilとの相性は良くないけど

角度が急で書きづらい

ヒンジの可動域が思ったよりも狭く寝かせられないので、Magic Keyboardを装着時にはApple Pencilとの相性はめっぽう悪いです。ちょこっとチェックをいれたりするには問題有りませんが、絵や文字をガッツリと書くには角度が急すぎます。

閉じた状態のMagic Keyboardに乗せると、ちょうどいい傾斜

前述したとおりマグネットによって取り付けているので簡単に取り外しができます。絵を描いたりや手書きメモをとる際は、パッと外し素の軽いタブレット状態で手に持つか、MagicKeyboardを畳みその上に置いて使えます。

使ってみて分かりましたがMagic Keyboardを畳むと傾斜がつきます。個人的にはちょうどいい角度でApple Pencilで書きやすいです。なのでMagic KeyboardでApple Pencilを使いづらいのは、そこまでマイナスにはならないかな。

iPad Pro用Magic KeyboardはiPadをPC風に操作するアイテム!

シザー構造のキーボードはMacBookのそれと遜色ないほどの打ち心地だし、トラックパッドでほとんど画面を触ることが減ります。ただ、iPadのMagic KeyboardはiPadをPCにするものではなく、iPadでできることをPCライクに操作できるようにするもの。iPadユーザー誰しもが買うべきでないアクセサリです。

個人的にはブログ執筆がはかどりますし、質感や機能などに満足していますが、価格的にはちょっと…といったところでした。

普段「ブラウジングや電子書籍を読んだり絵を描いたり、たまにテキスト入力」っていう方は併売しているSmartKeyboardの方がオススメ。iPadでやりたいことで何に重きを置くのかで、このMagic Keyboardの価値は大分変わるかと思います。

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