ENHANCE

iPadのアクセサリを拡張するケース PITAKA MagEZ Case 2をレビュー

iPadのアクセサリを拡張するケース PITAKA MagEZ Case 2をレビュー

iPad ProやiPad Air用にMagic KeyboardというApple純正のアクセサリがあります。閉じた状態ならカバーになるし、開けばキーボードとトラックパッドがついている代物。打鍵感やポインターの操作感もMacとほぼほぼ同じようになって、PCライクに使うなら非常に便利。僕も御多分に洩れず愛用しています。

Magic KeyboardとiPadはそれぞれに仕込まれた磁石で、ぱちっとくっつけるだけなので取り外しも容易。その反面ケースと併用することができなく、取り外してタブレットとして使いたいときは裸になってしまうので、取り扱いに神経質になることもあるかと思います。

そんな悩みを解決するのが今回紹介するPITAKAというメーカーのMagEZ Case 2というケースです。簡単にいうとこのケースならMagic KeyboardSmartKeyboard folioと併用して使うことができてしまいます。

※今回メーカーより提供を受けてレビューをしています。

ココが良い

  • 薄型軽量で裸のよう
  • カーボン調の スタイリッシュなデザイン
  • Magic Keyboardと併用できる

ココが気になる

  • Apple Pencilにカバーを付けると充電できない
  • エッジが手に食い込む
  • 一部露出してしまう
  • ケースとしては高価

スポンサーリンク

PITAKA MagEZ Case 2

PITAKAはモバイル製品向けのアクセサリーメーカーで、アラミド繊維という素材を用いているのが特徴です。

アラミド繊維は傷に強く軽量、耐水性・耐熱性に優れた素材でスーパー繊維と言われています。防弾チョッキや宇宙船やF1マシンなどあらゆる場面で使われています。

MagEZ Case 2はiPadの純正アクセサリを拡張するマグネットシステム(後述)の核となる商品。

外観や付属品

早速ですがこちらがMagEZ Case 2の本体。カーボン調のデザインはiPadの雰囲気を損なわないスタイリッシュに仕上がりになっています。

実際に11インチiPad Pro 2018のスペースグレイモデルに取り付けてみるとこんな感じ。右側が露出した特殊なケースになっています(理由は後述)。

カメラ周りは隆起していてしっかりと保護してくれるようになっています。また、トップボタンや音量ボタンもバッチリと収まりクリック感があり「押した」フィードバックが感じられます。

スピーカーグリルも丁寧に切り抜かれていますね。

また、ポート周りも大きく切り取られていてケーブルタイプのUSBハブは問題なく使えます。その代わりケースの厚みの分ハブが密着するタイプのものは使えませんでした。

薄く軽い!Apple Pencilのマグネットも問題なし

ケースは1.6mmと非常に薄い作りになっていて、重量はなんと82gと超軽量。装着した感じもスペースグレイだと色味が溶け込んでまるで着けていないかのよう。良い意味で存在感がありません。

Apple Pencilは問題なくサイドにくっつけて充電することができます。ただApple Pencilにシリコーンケースをつけてしまうとくっつきはするものの充電はできなくなってしまうので注意。

Magic Keyboardなどのカバーキーボードと併用

ケースにはマグネットが仕込まれている

Appleのシステムを拡張して、より幅広い用途にデバイスを対応させることができるPITAKAのシステムがPita!Flow。その核となるのがこちらのMagEZ Case 2となります。

ケースにSmartConnectorが搭載されている

Apple 純正のMagic KeyboardSmartKeyboard folioは、ケースと併用することができないキーボードカバーになりますが、こちらのMagEZ Case 2では装着していてもこれらのカバーキーボードを使うことが可能。

実際にMagEZ Case 2を装着した状態でMagic Keyboardを使ってみたのがこちら。マグネットも問題なくバチッとはまり、ずり落ちることはありません。

少し厚みは感じるものの、違和感をあまり感じない

またしっかりと畳むことができます。ケース自体が非常に薄いので、あまり違和感なく使えるなといった印象です。

SmartKeyboard folioはキーボード部分を反対に折り返せるため、iPadをキーボード側の溝にはめなければキーをタイプできないような仕様になっています。そのSmartKeyboard folioに対応するため、MagEZ Case 2では特殊な片側だけ露出した構造になっています。

注意したいのがカバー単体であるSmartfolioには対応していない点です。

MagEZ Stand

さらに別売りのPITAKA MagEZ Standを使用するとPita!FlowシステムでたちまちにiPad を浮かせることができます。別記事でレビューしているので気になる方はぜひご覧ください。

iPadをマグネットで簡単に浮かせるスタンド!PITAKA MagEZ Stand

スポンサーリンク

気になったポイント

MagEZ Case 2を使っていて気になった部分をいくつかあげていきます。

一部露出してしまう

SmartKeyboard folioに対応するため一部露出してしまっている点。露出してしまっているので傷がついてしまうのが気になります。また、使っていてさらに気になったのが角が手に食い込むところです。

一部切り取られている形になっているので、角が丸みを帯びておらず、手に持って操作しようとすると手に食い込んで痛いんですよね。

もちろん少し上にずらして持つようにすればいいのですが、11インチほどの重さになると角を支点にして持つほうが安定するので中々辛いところです。

スポンサーリンク

様々な用途でiPadを活用したい方にオススメ

SmartKeyboard folioMagic KeyboardにつけっぱなしでiPadを使っている人には不要なケースかと思います。

しかし、カバーキーボードを使ってタイピングしたり、タブレットだけで使ったり、スタンドでサブモニターとして使ったりと、MagEZ Case 2は様々なシーンでiPadを使いたい人にオススメのケース。

僕自身もカバーキーボードを使いたいために裸派だったので、これで気兼ねなくカバーキーボードから取り外して使えて非常に重宝しています。着けた感じもほぼほぼ裸のように扱えるので満足。

同じタグの記事を読んでみる