16インチMacBook Proを購入し、PC環境を一新しました。これまで使っていた自作PCとMacBook Airを統合する形に。
総合的なスペックは下がったものの、どこでも同じ環境で作業でき、かつパワーもそこそこある16インチMacBook Proに満足しています。
今回は購入経緯やファーストインプレッション的に感じたことを書いていこうと思います。
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16インチMacBook Proを何で買ったの?
これまで自宅ではAMD Ryzen 7 3700Xを搭載したパワフルな自作PCを、外出時にはiPad Pro。この布陣で気に入っていたのですが、昨年末にMacBook Airを購入したのをきっかけに、DTM(デスクトップミュージック)を再開するようになりました。
- Core Audioが優秀
- WindowsとMac間でプロジェクトの同期が大変
- iPadとの相性はやっぱりMacだよね
主な理由は上記の通り。正直WindowsとmacOSでできることの差異はほとんどないのですが、オーディオ関係はmacOSの方がオーディオインターフェースを使わなくてもレイテンシーが少なかったりとDTM関係は使い勝手が良いなぁと思いました。
そのほかにもWindowsとMac間で内部パスが異なるため、プロジェクトの同期が大変だったり。
「iPadのシンセアプリをMacのDAWで音源として使う方法」という記事でも書いていますが、iPadの音源も簡単に使えるようにしたいのと、普段の作業もiPadとの連携の容易さを考えてMacにすることにしました。
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下位モデルを購入 / 16インチMacBook Proのスペック
名称 | 16インチMacBook Pro 2019 |
CPU | 26GHz 6コア Core i7-9750H |
メモリ | 16GB 2667MHz DDR4 |
グラフィックス | AMD Radeon Pro 5300M / Intel UHD 630 |
ストレージ | PCIe 512GB |
ポート | Thunderbolt 3 x 4 |
キーボード | シザー式 |
購入したのは16インチ MacBook Pro 2019で、スペックは下位モデル。
iMacやMac miniなどのデスクトップ型も選択肢に上がったのですが、仕事の休憩時間や旅先など、さらに家の中でもデスクだけでなく、ソファやダイニングテーブルでも使えるようにMacBookを選択しました。
大は小を兼ねるというようにスペックを盛っておくに越したことはないけれど、16インチMacBook Proでも下位モデルにした理由は、人柱的としてレビューできればなと(金銭的な面もあるけど…)
16インチMacBook Proが発売され約4ヶ月ほど経ちますが、上がっているレビューは大抵が上位モデルで盛り盛りのもの。13インチMacBook Proを検討していてスペックを盛ると、モバイル性能は置いといて16インチMacBook Proも視野に入ってくるので、吊るしの下位モデルでどこまで出来るのか検証してみようといったところです。
ファーストインプレッション 使い勝手やシザー式のキーは?
これまで使っていた自作PCは8コア16スレッドのRyzen 7 3700X、メモリは32GB、グラフィックボード Geforce GTX-1660を積んでいて、LightroomやPhotoshopを使った画像編集やPremiere Proでの動画編集、フルHDのPCゲームなら難なくこなすパワフルな1台でした。
スペックやモバイル性能を比較すると、自作PC+MacBook Airに対して16インチMacBook Proは見劣りしますが、同じ環境でどこでも作業ができ、かつパワーもそこそこあるのは頼もしいです。
反対にPCを1台にまとめたデメリットとして、故障の際の保険がなくなったこと。とはいえiPad Proも持っていて、これまでもiPadだけでも大抵のことをこなしていたので問題はないなといった感じ。
- Ableton Liveでの音楽制作
- Lightroom Classic CCでの写真管理・編集
- Photoshop CCでの画像編集
- Premiere Pro CCで簡単な動画編集(主にフルHD素材)
- Node.jsなどを使用したWordPressテーマの開発(このブログ用)
主にDTMを理由に買い替えたわけだけれど、他の使用用途としては上記の通り。
初感ではLightroomなどのAdobeアプリは使っていた自作PCよりも快適に動いている印象です。特に起動時間は顕著。
僕の環境が悪かったのか自作PCでは立ち上がりが遅く、Lightroom Classic CCで2分ほど起動にかかっていました。NVMeやSATA SSD、HDDを併用していて、基本的にアプリやカタログ・写真は高速なNVMe SSDに入れていましたが何ででしょう?
MacBook Proは2016年モデルから搭載されたバタフライ式のキーボード。ものすごい薄い作りになっていて、底打ち感も浅く指を痛めるなどの不評や、そもそもホコリの混入で故障するなど、最終的に3世代になるまで改良が重ねられていましたが、ついに16インチMacBook Pro 2019からシザー式に変更になりました。
2015年までのMacBook Proも同じくシザー式。以前に使っていたのは15インチMacBook Pro Late 2013で、すでに手放していて結構うろ覚えの感覚ですが、新たに搭載されたシザー式は以前のものよりも若干薄く、打鍵感は軽い印象。
長らくMacBook Pro Late 2013を使っていたので、「あぁ、コレコレ」と、懐かしくもあり心地よさを感じます。
打鍵音はバタフライキーボードと比較すると、シザー式のが静か。バタフライでは「パチパチ」といった音で高音が耳につくことがありましたが、シザーでは「スチャスチャ」といった音。カフェ等で使う場合は、あまり気にならないのではないかなぁと思います。
個人的によく使う「Esc」キーがTouch Barから独立し物理キーに。何かとEscキーを押せばキャンセルになるので、結構使っちゃうんですよね。あとは地味にVimエディタを使う時など。ソフトウェアキーだとブラインドタッチできないので、確実に押せる物理キーが嬉しい。
PCスタンド MOFT 装着しました
昨年から愛用しているPCスタンドのMOFTを装着してみました。公式では15.6インチまで対応となっていましたが、結果的には16インチMacBook Proでも使えました。
MOFTでは2段階から高さを調整可能。MacBook Airでもそうでしたが、高さが低い方のモードでは端のほうに力が加わるとグラつきます。とはいえ、以前と同じ使用感なので特段合わないというわけではありません。
この傾斜によるタイピングのしやすさと、ディスプレイが持ち上がるので目線も同時に上にいくので首や肩の負担も軽減されて使いやすくなるんですよね。PCスタンドは手放せないです。それに加えてMOFTはこの薄さ。
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まとめ
元々はRyzen 7 3700X等を搭載したスペックの高い自作PCを使っていて、買い替えた16インチMacBook Proは見劣りするスペックになります。けれどDTMをやる上でのオーディオ関係の最適化や、同じ環境でどこでも作業できる統一化など、総合的に満足です。
元々15インチMacBook Proを長く使っていたことや、iPadとの相性も考えるとMacのが使いやすいですね。
とはいえ、まだまだ使いはじめ。スペックの見極めはできていないので、もっと使い込んで長期レビューを再度したいと思います。
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